来年2024年4月2日でファイナルファンタジー6が1994年の発売から30周年が経過します。節目の30周年を記念したグッズがなにか発売されるかもしれません。 ただ昨年2022年は1992年12月6日に発売されたファイナルファンタジーVの30周年の年でしたが、新しいグッズやサントラなどは発売されておりません。発売を期待されていた方もおられたのではないでしょうか?
ファイナルファンタジーVの発売から1年前はファイナルファンタジー4の30周年でした。ファイナルファンタジー4の発売は1991年7月19日となり、当初の発売機種はスーパーファミコンでした。その後様々な機種に移植され、ファイナルファンタジー4はファイナルファンタジーシリーズの中で最も移植されたゲームの一つとなります。そんなファイナルファンタジー4の発売30周年を記念して発売されたサントラ「FINAL FANTASY IV -Song of Heroes-」をご紹介します。
LPレコードで発売
サントラ「FINAL FANTASY IV -Song of Heroes-」の発売日は2021年8月25日、価格は3,500円(税抜)で発売されました。こちらのサントラの一番大きな特徴はCDではなく、アナログレコード2枚組で発売されたことです。ただアナログレコードを持っていないための方に、楽曲(MP3)ダウンロードコードが封入されております。ただこちらのダウンロードコードは使用に回数制限があるので注意が必要です。
アナログレコードでサントラが発売されるのは、2020年に30周年を迎えた「ファイナルファンタジー3」のサントラ「FINAL FANTASY III -Four Souls-」に続いて2回目となります。こちらも楽曲DLコードが付属されておりました。
ただ現在は「FINAL FANTASY IV -Song of Heroes-」、「FINAL FANTASY III -Four Souls-」ともにiTunesやGoogle Playなどでダウンロード可能となっておりますので、パッケージが欲しいなどのこだわりがない限りは、ダウンロード版でよいかと思います。
「FINAL FANTASY IV -Song of Heroes-」に使用されているパッケージ画像は「天野喜孝」氏のイラストとなっておりますが、ニンテンドーDSでリメイクされた際に使用されたものとなっております。
曲数は4曲
サントラ「FINAL FANTASY IV -Song of Heroes-」に収録されている曲は全8曲となりますが、4曲はこのサントラ用にアレンジされた曲、残り4曲は原曲が収録されております。レコードのA面にアレンジ曲、B面にオリジナル曲が収録されております。
iTunesやGoogle Playなどでダウンロードできるのはアレンジ版4曲のみとなっております。その分価格が917円と非常に抑えられております。レコチョクのハイレゾ版は1,650円となっておりますが、それでもレコード版を買うよりは安く購入することができます。
肝心のアレンジなんですが、正直言って非常に微妙なアレンジとなっております。先に発売された「FINAL FANTASY III -Four Souls-」も同様に4曲がアレンジされているのですが、曲にあった良いアレンジになっているかと思います。特にクリスタルタワーのアレンジはピアノアレンジになっているので、雰囲気にぴったりだと思います。最初は物静かに始まり、途中で一気に盛り上がるのはまさにクリスタルタワーといってもよいかと思います。
しかし「FINAL FANTASY IV -Song of Heroes-」のアレンジに関しては、曲の雰囲気にあまりあっていないような気がします。特にファイナルファンタジー4を代表する曲「赤い翼」のアレンジはポップ調にアレンジされているため曲の雰囲気が全く違った印象を受けてしまいます。ファイナルファンタジーの曲が好きな自分は買った当初、ちょっと微妙なアレンジだなとおもいましたし、あまり聴く機会は少ないです。このアレンジが微妙でサントラや配信された曲が売れずに、後に続く予定だったファイナルファンタジー5のアレンジアルバムの発売が消えたのでは?と思ってしまいます。
収録曲
A面 アレンジVer.
- 赤い翼 Song of Heroes Version
- 愛のテーマ Song of Heroes Version
- バトル2 Song of Heroes Version
- ファイナルファンタジー IV メインテーマ Song of Heroes Version
B面 オリジナルVer.
- 赤い翼
- 愛のテーマ
- バトル2
- ファイナルファンタジー IV メインテーマ
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