GA4は早めに導入すべき

2023年7月にサポート終了する「Google Analytics【UA版】」から主たる解析ツールとなる「Google Analytics【GA版】」について、導入はギリギリで良いと思われているあなた
その考えは大きな間違いです。早めにGA版を導入しないと、とんでもないことになる可能性があります。
著名なSEOサイトでも警告がなされておりますので、改めてその問題点を記載させていただきます。

サポート終了はデータが取れなくなること

サポート終了と聞いて、マイクロソフトのOS「Windows8」やIE(InternetExplore)のように、バージョンアップをされないけど、使用はできると思っているあなたは特に注意が必要です。

「Google Analytics【UA版】」のサポート終了は、2023年7月1日以降、データが取れなくなる=使えなくなるという意味となります。
さらに怖いのがUA版とGA版ではデータの共有・移行が全くできないという事実もあります。

上記に加え、UA版とGA版とではアクセス計測方法が異なるようで、同日のアクセス数を計測した際、誤差が生じております。

今回の「Google Analytics【UA版】」から「Google Analytics【GA版】」への移行は新しい分析ツールを新たに導入するという意味になります。

「Google Analytics【UA版】」が終了するとどうなるのか

こちらのサイト「フジイユウジ::ドットネット」さんが詳しくそのヤバさを記載しておりますが、こちらでも新たに記載しておきます。

「Google Analytics【UA版】」が終了する意味

  • 2023年以降、【UA版】ではデータが収集されなくなる。リアルタイムやPV数・訪問者数などのデータが収集されなくなる。つまりPV数などが7/1以降「0」になる。
  • 【UA版】と【GA版】ではアクセス計測方法が異なるため、昨対比で比較できなくなる。
  • 【UA版】から【GA版】データ移行ができない。
  • 【UA版】と【GA版】では分析画面そのものが異なる。新たに勉強・調べる必要がある。

下二つも大変なことですが、上二つの事柄はサイトを運営する上で致命的なミスとなります。データが収集されていないときに限って、上長や役員から会議として報告するからデータを提出してと言われるのが社会人としてよくある事です。

特にECサイトを運営している人や関わっている人であれば、昨対比が見れないという現象は特に分かるかと思います。
外部委託している場合などは費用が発生すると思いますが、取り返しのつかないことになりますので、必ず導入されることをおすすめします。

「Google Analytics【GA版】」への移行方法

「Google Analytics【GA版】」への移行方法は二種類あります。GAタグを導入しているのであれば、1時間程度で終わる作業となります。

GAタグを導入されていない方はUAタグと同様に各ページにGAタグを埋め込む必要があります。今後の事を考えるとこの機会にGAタグの導入することを検討されるのも良いかもしれません。

どちらの導入方法についてもYoutubeの動画で丁寧に解説されております。たにぐちまことさんが、丁寧に解説している動画を公開されておりましたので、ぜひ参考にしてください。

「Google Analytics【GA版】」に関する参考サイト

SEO情報まとめ
「Google Analytics【GA版】」の移行をすべきことを丁寧に解説しております。

Google Analytics 4 ガイド
GA4についてかなり丁寧に解説しているサイトとなります。導入後、参考になること間違いなし。

【おまけ】Adobe Analyticsへの移行について

「Google Analytics【UA版】」が終了するにつれて、別な解析ソフトへの移行を検討される会社もおられるかもしれません。その際の候補となるのが「Adobe Analytics」があります。
「Adobe Analytics」を導入・使用したことがある身から言わせてもらうと、導入には非常に慎重になるべきというのが意見となります。

その理由としては「費用」と「使用」の面で大きなハードルがあるという点です。Adobeとの契約費用やサイトへの導入費用に数百万程度の費用がかかります。
導入できたとしても、参考サイトが非常に少なく、かつ「Adobe Analytics」のサポートサイトも英語表記が多い点があります。

しかし、「Adobe Analytics」は計測に関してカスタイマイズが可能となりますので、数多くの商品を扱っている、様々な部署・部門の売上を見たいといった分析にも対応可能です。 導入に関してハードルは非常に高いと思われますが、その導入メリットもあるのでよくよく考えて導入を検討しましょう。

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